北海道と北東北一部を商圏に持つ広域複合商社、大丸藤井(札幌市、藤井敬一社長)秋の商談会が、9月18日~19日、札幌市中央区のロイトン札幌で催された。
18日午後1時15分からの開会式で藤井社長は「相変わらず厳しい市況の中で、各位のご協力をいただき開催するが、今回は、(当社の直営店である)『大丸藤井セントラル』が20年ぶりの全館大改装を迎え、10月7日にグランドオープンする。ぜひご覧いただきたい。社会は金融不安で揺れているが、日本が全国的に上げ潮のときにも北海道は取り残された。一度でも恩恵を蒙りたいが、厳しさが増すなかでは、生き残りがキーワードだ。販売店と生き残りをかけて“強いものが残るのではなく、対応できるものが残る”と弁え、顧客が必要とするものを確実に提案できるものが残ると思う。今回の発掘広場で真に役立つものを刈り取っていただきたい」と挨拶した。
マルアイ村松徹朗社長が108社メーカーを代表して祝辞を述べ、販売店ゲストの釧路市のトーワ・水口十喜社長を交えテープをカットした。
従来の回廊型展示構成をがらりと変え、入り口正面に迷路模様ののれんを掲げ左右に「大人な文具」、「大丸イズム ウイズえぬなびぷらす」など6つのオリジナル企画コーナーを配したレイアウト。全体に客動線を幅広く取り、OA関連、ファイル整理、事務用品、紙製品、筆記具、パーソナル文具、バラエティと商材別ゾーンに分け、見やすく話しやすいことを主眼とした。ラビタコーナーは秋冬商材に絞り、パジャマなど衣料品も陳列。
準備企画委員会の荒井勲氏(オフィスサプライ営業部次長兼販売企画課長)は、「発掘広場の名称通りに、ご来場、直接手にとって理解、納得いただく商材ばかりです。社員で選んだ“コレコレ・コレクション”製品も面白いでしょう」と説明に熱が入る。
会場入り口に展示したマルマンの「図案シリーズ」スケッチブック発売50周年のデモカーを取り巻いて、若い販売店社員たちが記念撮影する光景も絶えなかった。
見本市2日目の19日午前8時45分の朝礼で石田満営業副本部長(企画実行委員長)が「製販が一致努力すれば成果は必ず実る」と緊張感をみなぎらせて挨拶、開始した。
19日午後5時、閉会式で石田委員長が午後4時で来場532社992名、総受注額前回比100.5%と発表、オフィスサプライ営業本部の植田秀昭取締役営業本部長が、所期の成果を収めた、無事終了したことを感謝し、日本法令札幌営業所長の寺井昭氏からの祝辞と手締めで終了した。
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2008年09月22日
札幌で商談会 北海道市場は!大丸藤井レポート
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