アスクル(岩田彰一郎社長)は、武田薬品工業(大阪市)と、間接材購買サービス「SOLOEL(ソロエル)」利用に関してSOLOEL購買サービス基本契約を締結し、11月から本格稼動を開始した。
武田薬品は、激化する競争力を強化するため、コア業務に経営資源を集中し、ノンコア業務は外部の専門性を活用して徹底的な効率化を図るという経営方針のもと、全社最適の視点で購買機能の見直しを進めている。
この一環として、既に大企業への導入実績がある「SOLOEL」の利用を開始した。これにより、間接材購買の見える化による適正化、コスト削減、コンプライアンスの強化、購買業務の効率化の実現を目指す。対象となる間接材は、事務用消耗品・電化製品・書籍などをはじめ、リース・通信・交通費・マーケティング関連などのサービス材まで幅広く含まれている。
武田薬品は、今年5月の基本合意から約6カ月の導入準備期間を経て、11月1日より本社部門・営業部門などで利用を開始し、今後は対象部門や対象商材を拡大していく予定。
「SOLOEL」は、2008年4月にサービスを開始。現在、アサヒグループホールディングス、資生堂、オムロンをはじめ、食品、化粧品、制御機器、電気機器、鉄道、小売などのさまざまな業種における日本を代表する企業に導入されており、2011年9月現在、累計8企業グループ、163社で利用されている。
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2011年12月17日
アスクルのSOLOEL事業、武田薬品工業の間接材購買業務を受託
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