OKIデータ（杉本晴重社長）は、11月2日、東京港区のザ・プリンスパークタワー東京で、ビジネスLEDプリンタ・複合機「COREFIDO（コアフィード）」シリーズの新製品・新テレビCM発表会を行い、世界最小サイズのA3カラーLEDプリンタ3機種を発表。また11月3日から放映されるテレビCMに出演する女優の菅野美穂さんも応援に駆けつけた。

　A3カラーLEDプリンタの新製品は、「C841dn」、「C811dn」、「C811dn-T」。

　第2世代COREFIDOとして、とくに送紙機構を斜めにし、各種デバイスを効率的に本体内に収めることで、世界最小の設置面積を実現した。信頼の「5年間無償保証」付きCOREFIDOシリーズのラインナップとして2012年1月から出荷開始を予定し、A3カラープリンタ市場で年間1万5000台の販売を目指す。

　また、機構だけでなく、外観も一新し、オフィスに調和しながら洗練されたデザイン性を実現。さらに、筐体内部に斜め10度の傾斜をつけることで、消耗品交換を簡単にした。操作パネルでは、LCDパネルの表示の見直しやヘルプボタンを搭載、誰でも手軽に利用できる直感的な操作性を実現した。

　同商品から、「5年間無償保証」に加え業界初の新サービスとして「メンテナンス品5年間無償提供」をスタートさせる。定期的に交換が必要なメンテナンス品をユーザー自身で交換することを前提に5年無償提供する。

　杉本社長は「OKIブランドのプリンタ国内台数シェアは、2009年度(4月～6月)の4.0％から2011年度(7月～9月)は8.0％と倍増。使用ユーザーの9割が満足し、88％が他者へ推奨したいと答えている。パートナーとのさらなる友好関係を築き、今後はエンドユーザーへの理解を深めてもらうことに正面から取り組む」と挨拶。

　第2世代COREFIDO戦略のポイントとして、「パートナーへのサポート向上、エンドユーザーへのサービス向上、顧客の声にさらに応える商品開発、プロモーションの拡大」の4点をあげた。