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新製品情報

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2013年05月29日

プラチナ万年筆が昭和の万年筆2種をリメイク ノスタルジックな雰囲気で

「マーブルエボナイト万年筆」。木星の表面を思わせるマーブル模様が美しい

「ブライヤーサンドブラスト万年筆」は、自然の温もりが感じられ、流行に左右されないデザイン

 プラチナ万年筆は、現在は生産中止となっている昭和のノスタルジックな雰囲気を持つ万年筆「マーブルエボナイト万年筆」と「ブライヤーサンドブラスト万年筆」(各5万円・税別)をリメイクして6月1日から発売する。

 ここ数年、文具ブームといわれ幅広い嗜好を持つ人が増えたが、その中でも昔を懐かしむ嗜好の人は少なくない。同社では、万年筆製造の長い歴史の中から人気のあったモデル2種を当時そのままの雰囲気を忠実に再現すると共に、現代風にアレンジした。

 「マーブルエボナイト万年筆」は、美しいマーブル模様のエボナイト素材を使用した万年筆。エボナイトとは世界最古の人工樹脂といわれる天然ゴム由来の硬質ゴムで、重量感があり熱を伝えにくい性質が特長。

 同製品では、ゴム生地にベンガラなどを混ぜることにより、木星の表面を思わせる様なマーブル模様でレトロ感を演出した。重量感と耐久性、2本と同じ柄のない温かみのある肌ざわりで、他の材質にはない書き味が味わえる。

 「ブライヤーサンドブラスト万年筆」は、ブライヤーにサンドブラスト(シェル)加工を施し、木の硬い部分のみを残すことで木目をはっきりと浮かび上がらせた製品。

 ブライヤーは地中海沿岸地方原産のヒース科の落葉低木で、同製品には、25~100 年を経た株の塊状のこぶ(バール) を使用した。さらに、光沢を抑えた拭き漆仕上げを施すことで、木そのものが持つ木目の美しさと、木肌の耐久性を際立たせた。

 いずれもノスタルジックな気分に浸れることはもちろん、初めて目にする人にも斬新な万年筆となっている。

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