文具と事務機のポータルサイト・株式会社ニチマ:文具の業界はあなたのライフ&ワークスタイルを支えています。

文マガ 文具流通マガジン

谷川商事株式会社

文マガ 文具流通マガジン

ホーム > 特集

特集

谷川商事株式会社

特集

2024年10月30日

パイロットの新蛍光ペン「キレーナ」、問題点を解決 決め手は“キチントガイド”と“速乾顔料インキ” 

グローバル企画部の足立部長(左)

ノートや教科書をきれいに整理したいという学生のニーズに応えた新蛍光ペン「KIRE-NA」

 パイロットコーポレーション(藤崎文男社長)は、10月15日都内で新商品説明会を行い、蛍光ペンの新商品「KIRE-NA(キレーナ)」(税込132円)を10月26日から発売。また、ベーシックカラー、ペールトーンカラーの各5色セットに「やわらかい定規」が付いた数量限定セット(税込660円)も発売した。

 「キレーナ」は、きれいに整理されたノートや教科書で学習意欲を高めたいという学生のニーズに応えた、ツインタイプの新しい蛍光ペン。

 蛍光ペンの不満点である「まっすぐな線を引きにくい」「書いた文字の上から線を引くと筆跡がにじんだり、ペン先が汚れる」「インキの乾きが遅い」などの問題点を解消するために、新開発の“キチントガイド”と“速乾顔料インキ”を搭載した。

 “キチントガイド”は、ペン先のチップ両端に付けられたプラスチックのガイド。このガイドが紙面に当たることで筆記が安定し、まっすぐな線を引きやすくなる。

 “速乾顔料インキ”は、コピー用紙なら1秒で乾くため、筆記面や手を汚すこともない。ペン先のナイロンチップは、引き終わりに出来やすい「インキ溜まり」をスポンジのように吸い取るため、引き終わり部分が濃くならず、インキの裏抜けがしにくくなった。

 インキ色は、ピンク・オレンジ・イエロー・グリーン・ブルーのベーシックカラー5色と、やさしい色合いのペールピンク・ペールオレンジ・ペールグリーン・ペールブルー・ウォームグレーのペールトーンカラー5色の、計10色を用意する。

 説明会でグローバル企画部の足立健治部長は「当社は8割近くを海外売り上げが占める中、企画、マーケティングにおいて国内だけではなく世界も含めた商品開発を行っている。日本における蛍光ペンの市場規模はおおよそ50億円ほど、世界は約1500億円になる。蛍光ペンでは基本的な機能であるハイライトをすることに加えて、メインユーザーである10代の価値観に対応すべく、新たな価値を生み出す仕掛けや機能の提供が求められている。モノものだけでなく、そこにはコトの訴求が含まれている。日本を含めた世界市場で、当社がまだ展開できていない国、エリアがたくさんあり、まだまだチャンスがある。これから私たちは日本を含め世界を意識し、各エリアや国のエンドユーザーのニーズに合った商品作りを考えていきたい。その1つが本日紹介させていただく『キレーナ』という商品になる。メインユーザーとなる中高生が蛍光ペンを使用する際に不便だと感じることを徹底的に解決した、そういう価値の提供できる商品に仕上がった」と話し、続いて担当者から「キレーナ」の詳細説明が行われた。

 「キレーナ」では、発売に合わせて、蛍光ペンニュース動画、工作系インフルエンサー藤原麻里菜さんコラボ企画「無駄装置発明動画」、文具系インフルエンサー「しーさーさんコラボ動画」など、SNSを活用するメイン訴求層に向けてさまざまなプロモーションを展開する。


特設サイトURL:https://www.pilot.co.jp/promotion/kire-na/

[最近の記事一覧]


TOP