⾼橋書店は11月11日、全国の10~60代の1,000人(手帳メインユーザー500名/その他ユーザー500名)を対象にした手帳に関する意識調査を今年も実施し、「手帳白書2026~暮らしと手帳のすゝめ~」を作成した。
調査によると、手帳ユーザーのうち、スマートフォンアプリやパソコンツールなど、その他のスケジュール管理ツールも併用している人は55.7%だった。
中でも手帳をスケジュール管理のメインに使っている理由は、「昔から使い慣れているから」(49.2%)、「記入したり修正したりしやすいから」(39.0%)、「素早く記入できるから」(37.8%)と手書きならではの自由さやいつでもどこでも使える手帳の良さを伝える結果となった。
また、手書きのメリットとして「手書きのほうが頭に残りやすい(記憶しやすい)」が31.7%と最も多かった。
今回の調査では、スマホの使いすぎが自分の生活や健康に影響していると感じる人が63.2%に上ることが判明した。さらに、デジタル化の進展により、手書きの機会が減ったと感じる人は68.2%に達し、そのうち「漢字が書けなくなった」と回答した人は56.6%と、半数以上が"書く力の衰え"を自覚する結果となった。
このような状況を受け、デジタルデトックスへの関心も高まっているが、「デジタルデトックスをしたいができていない・できるかわからない」と回答した人は54.7%に上り、実践したくてもできていない現状が浮き彫りになった。
その他「終活の準備(プレ終活)に手帳が有効だと思う人」は81.3%、79.6%の人が災害に備え、「災害が発生した際の具体的な行動手順や必要な情報を何かしらのツールに記録している」など興味深い結果となった。
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2025年11月13日
デジタル化で「漢字が書けなくなった」5割強、終活に手帳有効8割 高橋書店「手帳白書2026」
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