文具を取り上げる書籍が相次ぐ中で、ヒットメーカー、キングジムに焦点を絞った新刊『ただのノートが100万冊売れた理由』(徳間書店刊、美崎栄一郎著)が5月31日発刊された。
同書はタイトルの通り、累計販売冊数が100万冊を突破した、スマホノート「ショットノート」から、「ポメラ」「マメモ」「こはる」「トフィー」「レコロ」「テプラ」、さらには「キングファイル」についての、誕生のきっかけから商品開発の裏側やこだわりについてまでを、開発担当者への聞き取りを通じて紹介している。
著者の美崎栄一郎氏は、花王の商品開発を経て、現在は商品開発コンサルタントとして活動中。文具やデジタルツールへの造詣が深く、今回の執筆にあたっても、キングジム製品を徹底的に使い込み、商品開発者としての視点と自身の活用方法を織り交ぜたユーザー目線の二極で紹介している点が新鮮だ。
全ページの四隅にショットマーカーを付けており、同書自体がショットノートになっている点にも注目。定価1300円(税抜)。
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新製品情報
2012年06月08日