パイロットコーポレーションは、片手でペン先を出し入れできるノック式万年筆「キャプレス・デジモ」（1万5750円）の新しいボディカラーを3月30日から発売した。

　「キャップレス」は、パイロットが開発・製品化した世界初のノック式万年筆として、1968年の発売以来、約半世紀におよぶロングセラー商品。

　ノック式ボールペンのようにワンノックでペンを繰り出すことができ、ペン先の収納時には気密性の高いシャッター機構によりインキ漏れや乾燥を防ぐ。独創的な発想と優れた機能性から、国内はもちろん海外でも高い評価を得ている。

　キャップレス万年筆の10代目「キャップレス・デジモ」は、ボディの素材にアルミを用い、「キャップレス」シリーズのなかでも軽量・細身のスタイルで人気のアイテム。

　今回発売する新色は、ベーシックな「ブラック」をはじめ、メタリック塗装やパール塗装を施し高級感を演出した「レッド」、「ライトブルー」、「バイオレット」の4色。従来のボディと合わせて、8色のカラーバリエーションとなった。

　またペン先は、これまでの細字、中字、太字に加え、手帳などへの細かい文字の書き込みとして多くの要望が寄せられた極細字もラインナップ。4種類の筆記幅で、ビジネスから日常での使用まで、幅広いシーンで活用できる。