マックスは、自分のデスクに置けるコンパクトなサイズで、2枚から80枚までの書類を従来の約1／3の力でとじられる卓上ホッチキス「Vaimo80（バイモエイティ）」(4620円)を、11月4日から新発売する。

　同社は、2008年に発売した2枚から40枚までとじられるハンディホッチキス「Vaimo11(バイモイレブン)」のさらに倍のとじ枚数80枚までを軽くとじられるよう、「バイモイレブン」の技術を盛り込むことに加え、ハンドルの動きに合わせて支点が動き、とじこむ際に最もテコの働きが強くなる仕組みを新たに開発した。

　これにより、従来の約1／3の力で作業ができ、女性が座ったままでも軽い力でとじられるようになった。

　また、「No.11」の細さを活かし、針足を4ミリ長くした新規格針「No.11-10ミリ」を導入したほか、薄い書類をとじた場合でも余った左右の針足が重ならない「バイパス形状」のクリンチを採用するなど、1つの針で2枚から80枚までとじられるよう、工夫を施した。

　厚みのある書類をとじる「卓上ホッチキス」は、書類が厚くなるにつれてとじる力が必要となり、特に女性は立ち上がった状態で体重をかけて作業をする手間があった。

　初年度販売は3万台を予定、同機種単独で卓上ホッチキス市場のシェアを50％超の獲得を見込む。