キングジムと伊藤園は、伊藤園が展開する「茶殻リサイクルシステム」により開発された「茶殻紙」を活用した「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」を共同開発し、2023年12月8日より発売する。

　「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」は、伊藤園の「お～いお茶」などの日本茶飲料の製造過程で排出される"茶殻"をアップサイクルした「茶殻紙」を活用して開発した、A4サイズの紙製ホルダー。「茶殻紙」は茶殻と紙パルプを混合して生産されており、通常の紙を使用するよりも紙原料の使用量を削減できる。ほのかなお茶の香りを楽しめるのも特長で、今回はホルダー本体だけではなくパッケージにも「茶殻紙」を使用した。

　ラインアップは「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」（税込1012円）と「二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」（913円）の2種類で、いずれも内側に茶葉のデザインをプリントしており、「茶殻紙」ならではの地模様によりホルダーに収納した書類が外から見えづらくなっている。

　また、「二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」には内側に名刺を差し込めるスリットが付き。「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」は10枚入り、「二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」は2枚入りとなっている。

　キングジムは、持続可能な社会の実現の一助として、伊藤園の「茶殻リサイクルシステム」の活動に協力し、「茶殻紙」を使った「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」を投入することで、サステナビリティ活動を推進してまいく。(G)