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新製品情報

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2010年12月22日

使用済みPPC用紙を全自動で再生紙に 水と電気だけで シード

エコプロダクツ会場でも高い関心を集めていた(12月10日東京ビッグサイト)

毎時500枚ということは、1分間に8枚以上。デモでもスムーズに排出されていた(12月10日エコプロダクツ会場で)

 シード(大阪市、西岡靖博社長)は薬剤などをまったく使用せずに、水と電気だけで、オフィスや公共機関などで大量に使用されている使用済みのPPC用紙(A4判)を原料に、古紙100%の再生紙を毎時500枚つくる業界最高速の古紙再生装置「RPM‐5000」(価格は未定)を開発し、2011年8月頃の発売を予定する。

 企業や公共機関などではA4判のPPC用紙が、会議資料等などで大量に消費される。使用済みのPPC用紙を集め、「RPM‐5000」の古紙収納庫に入れ、スタートボタンを押すだけで、最終洗浄まで全自動運転し、約12時間で5000枚処理し、再生紙に作り変える。

 「RPM‐5000」は、大量の機密書類などを管理者の目が届く組織内の設置場所で高速で完全処理できるため、セキュリティ面でも安心できる。

 また、環境問題に対する意識が高まる中で、古紙から再生紙をつくる循環システムの意義は大きく、薬剤等を使用しないことで環境に配慮した設計となっている。

 再生紙は、複写用紙として使用した後も、約10回程度再生紙に作り変えることが可能という。

 同社は、企業や官公庁などを対象に、初年度約10台の販売を予定する。

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