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2021年12月24日

仙台「オフィスベンダー文具の杜」、仙台藩にゆかりのある色のオリジナル万年筆インクを発売へ

「杜のいろめぐり 伊達の三色~第一集~」

伊達政宗公や仙台の文化に関する資料の中から、普段使いしやすい色として、赤、青、緑を選んだオリジナルインクの3色セット

 オフィスベンダー(仙台市)が運営する大型文具専門店「オフィスベンダー文具の杜」(仙台市青葉区)は、オリジナル万年筆インクの新シリーズ「杜のいろめぐり」を、2022年1月2日(日)から、文具の杜とオフィスベンダー楽天市場店で発売する。

 価格は税込6600 円(インク3色セット:20ml×3色)。他のオフィスベンダー各店では取り扱わない。

 記念すべき第一弾は、初代藩主を伊達政宗公とする仙台藩にゆかりのある色をセットにした『伊達の三色(みついろ)~第一集~』。

 伊達政宗公や仙台の文化に関する資料の中から、普段使いしやすい色として、赤、青、緑を選び、「緋羅紗(hirasya)」「伊達の勝色(datenokachiiro)」「仙臺孟宗竹(sendaimousoudake)」という3色セットに仕上げた。

 文具の杜では、これまで宮城県と仙台市の名所、季節や風景などを表現した万年筆インクを「杜の四季インクシリーズ」として16種類発売してきた。

 今回発売する「杜のいろめぐり」は、名所以外の場所を巡り歩いて新しい発見をしたり、インクの色が表現している世界に思いをめぐらせて、楽しい時間を過ごしていただきたいという思いから誕生した。

 作製にあたり参考にした「山形文様陣羽織」や「勝色金日の丸旗」は、仙台市博物館に所蔵されており、今回のインク作製にあたっては、仙台市博物館の学芸員の方をはじめ、多方面の協力を得て完成に至った。※仙台市博物館は現在閉館中。

 今後も「杜のいろめぐり」は、「杜の四季インク」とは別に、新たなシリーズとして展開していく予定だ。



■緋羅紗(hirasya)

伊達政宗所用 山形文様陣羽織※2 の山形文様を表している赤羅紗をイメージしたインク。


■伊達の勝色(datenokachiiro)

伊達家の旗 勝色金日の丸旗(仙台市博物館所蔵)を参考に作製した。勝色は勝利を象徴する縁起色として、武士に好まれたといわれている。


■仙臺孟宗竹(sendaimousoudake)

江戸時代から続く伝統行事として受け継がれる東北三大夏祭りのひとつ、仙台七夕の笹飾りに使用されている孟宗竹をイメージした。



●オフィスベンダー文具の杜 概要

住所:宮城県仙台市青葉区中央 1-3-1 アエル 4F

営業時間:10:00~20:00

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