リコーは今年度から参入する新規事業「プロジェクションシステム」の第一弾として、プロジェクターの新製品「IPSiO（イプシオ）PJ　X3240N／X3130シリーズ」（オープン価格）2機種4モデルを10月5日に発売する。

　本体質量は1.8～2キロと軽量化を実現し、設置スペースはA4サイズよりもコンパクト。高さも82ミリと薄型なので、デスクサイドや出先のちょっとしたスペースにも設置ができる。

　独自の色補正技術「ナチュラルカラーエンハンサ」を採用したことで、CG、自然画像を即時に判断し、高画質の再現も実現した。設置角度に合わせて上下方向の傾きも検知し、投写映像の台形歪みを自動的に補正する。

　USBメモリーに保存したJPEG画像や動画を本体に差し込むだけでダイレクトに投写することも可能。「PJ　X3240N」は無線LAN環境にも対応し、ネットワーク上で複数のパソコンからの共有もできる。また、1台のパソコンで最大4台のプロジェクターに別々の資料を投写する「マルチスクリーン機能」も搭載し、大人数での打ち合わせやセミナーなどで活用もできる。