コクヨは、すべて紙で作られたファイリング用品のシリーズ＜オール紙＞を拡充し、フラットファイル（厚とじ）とペーパーホルダー（窓付き）を、2021年1月13日から発売する。

　近年、持続可能な社会を目指す環境意識の高まりから、「脱プラ」が世界的に注目されている。コクヨでは製品のすべてを紙で作ったファイリング用品＜オール紙＞シリーズを2004年から提供してきたが、社会的なニーズの高まりを受け、今回フラットファイル（厚とじ）とペーパーホルダー（窓付き）を新たにラインアップに加える。

　フラットファイル（厚とじ）は、とじ具の押さえ板に紙パルプを水溶性のでんぷんで固めた紙成型品を使用しており、200枚までの書類を収容することが可能。ペーパーホルダー（窓付き）には、トレーシングペーパー製の窓をつけることで、書類を入れたままでも内容が確認できるようになっている。また、色によって書類が分類できるように、5色のカラーバリエーションを用意した。

　オール紙シリーズの商品は、すべてグリーン購入法に適合しており、いずれも分別が不要で、書類をとじたまま処理できるため、廃棄時に手間がかかない。

　価格はラットファイル＜オール紙＞（厚とじ）が税抜140円、ペーパーホルダー＜オール紙＞（窓付き）が 5枚入税抜380円、50枚入税抜3500円となっている（G）